ライジングブルIPO情報~クリングルファーマ(4884)

クリングルファーマ 株式会社
銘柄  クリングルファーマ(4884)
市場 マザーズ
上場日 2020/12/28
公募価格(仮条件) 1,000円(950円~1,000円)
PER(仮条件PER) -倍(-倍~-倍)
主幹事証券 野村
公募売出総額(仮条件時) 6.6億円(6.3億円~6.6億円)
時価総額(仮条件時) 42.2億円(40.1億円~42.2億円)
初値予想レンジ 1,300円~1,600円
需給度合(S~D ) A
注目度(S~C ) C
BB参加推奨度(5段階) ★★★
短期参加妙味度(5段階) ★★★
中長期保有妙味度(5段階) ★★★
<事業内容>

難治性疾患の治療薬を研究開発。HGF(肝細胞増殖因子)タンパク質を基にした組み換えヒトHGFタンパク質を創薬シーズ(創薬の基になる物質)として、4件の臨床試験を国内で実施しています。

HGFは当初、肝細胞の増殖を促進する因子として発見され、細胞の表面に存在する受容体と結合することにより、細胞の増殖開始のスイッチをオンにする性質を持ちます。もともと体の中で働く物質であることから組み換えタンパク質として製造が可能になれば、高い安全性と効果を併せ持つ医薬品になると期待されています。

【開発パイプライン】

●脊髄(せきずい)損傷急性期

2020年7月より第3相試験実施中で、2022年後半に終了予定。第1/2相試験の結果を受け、19年9月に厚生労働省により希少疾病用医薬品に指定されています。この疾患は国内では事故などにより年間5000人の新規患者が発生。

●ALS(筋委縮性側索硬化症)

2016年5月より医師主導治験として第2相を実施中。患者の組み入れを終了しており、投与期間を継続中。2021年後半には開鍵(盲検情報の公表)の予定。国内患者数は約1万人。

●声帯瘢痕(はんこん)(声帯が固く変性(繊維化)し、声が出しにくくなる疾患)

第1/2相試験が終了し、次相試験を計画中。国内推定患者数は3000~1万2000人。なお、この疾患でHGFの作用が確認された場合には、「抗線維化」作用に基づく創薬コンセプトそのものが示されることになります。このため他の線維化が原因となる慢性疾患(慢性腎不全、肝硬変、肺線維症など)への適応拡大の可能性が示されることになります。

●急性腎障害

第1相試験終了。次相試験と日本人での最大耐用量を確認するため小規模な第1相の追加試験を策定中。次相試験は比較的大規模なプラセボ対照二重盲検比較試験になることが想定されるため、製薬企業などのパートナーを探索しています。

これらのほか、米クラリス・バイオセラピューティクス社に原薬を供給する眼科疾患(非臨床試験実施中)、慶応大学と共同研究するその他神経疾患(基礎研究実施中)などがあります。

2020年9月期の売上高構成比は、医薬品開発事業100%。主な販売先は丸石製薬64.2%、米クラリス・バイオセラピューティクス社35.8%。

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